株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石達)と、協力会社組織である林友会連合会は、4月19日、大林組本社において、平成25年度大林組認定基幹職長(通称:スーパー職長)認定式を執り行い、125人を認定しました。
今年度は、スーパー職長認定者の増加に向け、対象職種を5職種から9職種に拡大するとともに、認定に必要な職長従事期間も一部の地域で短縮しました。
スーパー職長は、建設業の魅力を高め、若年建設技能者の入職・定着率を向上させる施策の一環として、平成23年度に発足した制度です。
本制度は、選定基準を満たした特に優秀な職長に対して、若年建設技能者の将来の目標となる理想的な職長像として認定するとともに、一定の収入の上積みを行うことで所得の向上を図ることを目的としています。
スーパー職長制度の詳細は以下のとおりです。
- 名称
「大林組認定基幹職長」(通称:スーパー職長)
- 制度概要
職長のうち、基準を満たす者を「大林組認定基幹職長」に認定し、一定の収入の上積みを行う。
(1)主な選定基準
・職長のうち、特に優秀な者で、かつ「登録基幹技能者」である者。
・職長として、大林組の建設現場に一定期間従事していること。
(2)上積み額
・熟練度に応じて、大林組の建設現場の勤務日数に対し、日額3,000円または2,000円(※1)を支給する。
※1 一般社団法人日本建設業連合会が平成21年4月に公表した「建設技能者の人材確保・育成に関する提言」の「提言1」で設定されている「標準目標年収」600万円を達成可能な水準
(3)勤務日数の把握
・大林組工事事務所で利用している「新日報システム」を活用し、電子的に承認された勤怠記録により効率的に集計している。
(4)対象職種
・平成25年度から従来の5職種(とび工、土工(重機土工および坑内員を含む)、型枠大工、鉄筋工、左官工)に新たな4職種(鍛冶工、塗装工、仮設電気工、軽鉄・ボード工)を加え、9職種に拡大する。
(5)勤務日数の把握
・東京、大阪、名古屋の3地区は従来通り7年。職長対象者が少ない九州、東北、札幌、広島、四国、北陸の6地区は、特別な推薦がある場合に限り、今年度より7年から3年に短縮する。 - 平成23年度、平成24年度認定状況
初年度は、平成23年7月に、スーパー職長として75人を認定し、平成24年度は、スーパー職長として98人を認定。
大林組は、これからも事業に関わるすべての人々を大切にし、社会の基盤を支える建設産業の持続的発展を通じて社会に貢献してまいります。
以上
この件に関するお問い合わせ先
大林組 CSR室広報部広報第一課
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