1月4日、大林組本社(東京都港区)において、第3回環境表彰を実施しました。この表彰は、大林組グループ全体を対象に、環境に関する先進的な取り組みの奨励を通じて、情報の共有と意識の向上を図り、グループ全体で取り組みを強化することを目的としています。
事業に関連した環境活動を積極的に推進することにより、2010年2月に策定した中長期環境ビジョン「Obayashi Green Vision 2050」で掲げる2050年のあるべき姿である持続可能な社会の実現をめざします。
3回目を迎えた今回は、大林組グループ全体から活動事例の推薦があり、株式会社大林プロパティマネジメントの「アートヴィレッジ大崎セントラルタワーにおける環境配慮型施設運営」と名古屋支店第二東名稲木工事事務所の「新東名建設に伴う生き物引っ越し大作戦」の2件が選ばれました。
アートヴィレッジ大崎セントラルタワーにおける環境配慮型施設運営
統括管理者としてエリア全体のCO2排出量削減や廃棄物削減など、環境に配慮するとともに所有者や入居者にとって満足度の高い施設運営を実現しました。中長期環境ビジョンに掲げる3つのテーマ「低炭素」、「循環」、「自然共生」のすべてについて活動した事例です。
新東名高速道路稲木トンネル建設に伴う生き物引っ越し大作戦
事業主体(中日本高速道路株式会社)や地元自治体(新城市)などと協力し、工事範囲内の河川に生息するアマゴやアカザなどの希少水生生物の保護に取り組むとともに、青少年の自然保護教育事例としても活用し、環境配慮型の工事施工を実現しました。
大林組グループは、今後も事業活動を通じ、さまざまな環境課題の解決に取り組んでまいります。