出前授業で学校教育を支援

子どもたちの未来を応援しています

サステナビリティ

大林組は、2011年7月に大林組社会貢献基本方針を定め、社会貢献活動を推進しています。活動の重点分野として「次世代の育成」を掲げ、学校の教育活動を支援するなど子どもたちの未来を応援しています。11月12日には、技術研究所の研究員が2つの学校で出前授業を行いました。

神奈川県立湘南高等学校で出前授業

神奈川県立湘南高校で出前授業

受講を希望した1年生から3年生まで37名の生徒を前に講義しました

神奈川県藤沢市にある県立湘南高等学校に大林組の研究員が招かれ、出前授業を行いました。

同校では、生徒の見識を広めるとともに自己の進路について深く考える契機とするため、各界で活躍する卒業生が専門的な講義を行う「土曜講座」を定期的に開催しています。

今回の土曜講座では、同校の卒業生で建物の耐震構造を研究する大林組の研究員が、授業を行いました。

「地震大国日本で安全で快適な建物をめざして~高強度材料と制振技術の可能性~」と題するテーマで、これまでに起きた地震による建物被害や、高強度材料による建物補強技術を開発したエピソードなどを紹介しました。

受講した生徒さんの感想をご紹介します。

  • これからの日本はもっと免震や耐震を研究しなければ、という強い思いを感じました。次の世代の私たちが、どうやってより安全な国にするかを考えていかなければいけないと感じました。

  • 地震についてここまで研究が進んでいて驚きました。免震技術がもっと多くの建物に導入されればよいと思いました。好きなことだから続けられるという言葉が心に残りました。

  • 進路について迷っていますが、今回の話を聞いて自分の中で選択肢が広がった気がします。

東京都中央区立城東小学校で出前授業

東京駅の程近くにある区立城東小学校で、5、6年生を対象に出前授業を行いました。
開校50周年を記念して公開授業として行われたもので、児童18名のほか保護者や来賓の方々も見学する中、大林組の研究員と広報担当者が環境をテーマに授業を行いました。

大林組の事業概要を紹介したあと、環境に配慮した技術や生物多様性への取り組みなども紹介し、建設業における環境への取り組みを分かりやすく伝えました。


省エネルギーを実現する建物の仕組みをわかりやすく紹介

省エネルギーを実現する建物の仕組みを分かりやすく紹介。この夏に節電に取り組んだ児童たちは興味深く耳を傾けていました

都市のヒートアイランド現象を解説

学校の近くの東京駅周辺の事例で都市のヒートアイランド現象を解説。都市の緑が果たす役割を身近な事例で説明しました