株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石達)は、米国大手オイルフィールドサービス会社から、シンガポールにおける工場施設の新築工事を受注しました。
大林組は、海外においても積極的な営業展開を進めるためにBIM(Building Information Modeling)の有効活用を進めています。今回、アジア地域の中でもBIMの先進国であるシンガポールにおいて、外国法人から受注を獲得した背景は、設計者である米国大手設計事務所のGENSLER社(本社:サンフランシスコ カリフォルニア州)らと、現地においてBIMをプラットフォームとした円滑な情報伝達と連携を行い、効率的な施工工程を実施したことが挙げられ、そのことがお客様から大きく評価されました。
こうした海外プロジェクトへの進出の背景には、ファーストトラック(※1)やプレコンストラクションサービス(※2)などといった、設計完了前から施工者の技術が要求される海外特有の契約形態に、BIM活用が非常に適しているということがあります。プレコンストラクションサービスの中でBIMを活用することで、お客様の要求に的確かつスピーディーに応えることが可能となりました。BIMの特長を活かした本事例を基に、今後の海外事業展開にもBIMを積極的に活かしていきます。
【工事概要】
請負金額:約77億円
建物用途(Ⅰ期):作業所棟・地上1階・高さ約22m、付属事務所棟・地上5階・高さ約28m
敷地面積:約17万5,000m²
建築面積:約4万m²
延床面積:約5万1,000m²(うち事務所棟1万2,000m²)
【外観パース】
【BIMによる内観パース】
以上
この件に関するお問い合わせ先
大林組 CSR室広報部広報第一課
TEL 03-5769-1014
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