7月27日から29日まで、東京都の教員4名を対象とした研修を行いました。この研修は、財団法人経済広報センターの主催により学校の夏休み期間に教員を民間企業に派遣しているものです。大林組では、教員の方々に建設業の仕事のやりがいや面白さを体験していただくとともに、ものづくりの醍醐味(だいごみ)や達成感を子どもたちに伝えていただくことを目的として、教員の方々を受け入れています。今年で4回目を迎えました。
技術研究所の見学では、東京スカイツリーの建設技術など最先端の建設技術を紹介し、JR新宿駅の現場見学では、工事事務所の担当者が安全・品質・環境への取り組みを紹介しました。
また、人事部が大林組の社員教育プログラムを紹介し「人材育成」について意見交換をするとともに、設計部の社員と教員たちとの間で「理想の学校施設づくり」についてディスカッションを行うなどしました。
参加した教員からは、「ものづくりにあたって、安全・品質・環境などさまざまなことに取り組んでいることを知ることができました」「企業における組織の在り方や社員の働き方は、学校とは異なりますがたいへん参考になりました」などの声があり、大林組の社員にとっても、教育の最前線で活躍する教員の方々と活発な意見交換ができ、有意義な機会となりました。