科学の未来を担う生徒たちに大林組のロボット技術を講義

聖望学園の科学部の皆さんが技術研究所を訪れました

サステナビリティ

7月26日、大林組技術研究所に聖望学園高等学校(埼玉県飯能市)の科学部の皆さんを招き、大林組の社員が「建設に関わるロボット技術」について講義しました。

聖望学園高の科学部では、日頃からロボットのほか、動植物や環境問題などの幅広いテーマを調査・研究しています。今回の講義は、学校側から「ロボット技術が実社会で活かされていることを生徒たちに知ってほしい。それが将来のことを考えるきっかけになれば」とのお話があり、実現したものです。

講義では、東京スカイツリーの建設で採用している吊荷旋回制御装置「スカイジャスター」や、全自動ビル建設システム(ABCS)などを例に挙げ、ロボット技術によって生産性や安全性の向上に貢献できることを説明しました。 また、火災工学実験棟多目的風洞施設音響実験施設三次元振動台など、技術研究所施設の紹介もしました。

生徒の皆さんからは、専門的な質問だけでなく柔軟な発想の質問も寄せられ、どれも鋭い着目点と洞察力を感じさせるものばかりでした。大林組は、今回のような機会を通じて、青少年の大きな可能性を応援していきたいと考えています。

聖望学園科学部の生徒たちが技術研究所を訪問。音響実験施設にて。

音響伝播などを解析する無響室を体験。最新の技術を生み出す技術研究所内の施設を案内しました

聖望学園科学部の生徒たちが技術研究所を訪問

担当者から説明を受ける生徒の皆さん。科学部は、今夏に出場する予定のロボットコンテストで活動成果を発揮することが目標だそうです