ロングライフビル推進協会が主催する第19回BELCA賞において、大林組が1974(昭和49)年に施工した「住友スリーエム本社ビル」がロングライフ部門で表彰されました。
BELCA賞は、適切な維持保全や優れた改修を実施した建築物を表彰するものです。ロングライフ部門は、建築後30年以上が経過した建築物が対象で、長寿命化を考慮して建設され、継続的に維持保全を行った建築物が毎年表彰されています。
住友スリーエム本社ビルは、東名高速道路の東京ICに程近い東京都世田谷区に建ち、煉瓦仕上げの壁は年月とともに落ち着きと深みを増して長寿命建築にふさわしい外観を見せています。長期にわたりオフィスのニーズに応えてきた建物性能や、自社ビルを大切に使うためにきめ細かく運用管理されてきた実績が評価され、今回の受賞となりました。
大林組は今後も、優れた建築物が長く活用される社会のために、建物の長寿命化に取り組んでまいります。