環境(CSR)報告書の普及と質の向上、環境コミュニケーションの発展を図るNSC(サステナビリティ・コミュニケーション・ネットワーク)は、事業者やNGO、学識者などの会員が参加して、さまざまな研究や情報発信を行っています。
大林組は、1月23日に、NSCの活動の一環である「NSC+3大学合同:環境報告書ステークホルダー・ダイアログ」に参加しました。この企画は、大学で環境(CSR)報告書などについて学ぶ学生と、企業で報告書作成に直接携わる担当者が、各社の報告書などを題材に意見交換を行い、コミュニケーションを深める目的で開催されるものです。
参加した学生にとっては、企業における実際の活動や報告書を評価する貴重な機会となり、また企業にとっては、多様な学生の評価を受ける事により、今後の活動や報告書作成に関する有意義な情報を得ることができる、またとない機会です。
当日は、横浜国立大学、中央大学、上智大学の3大学から参加した学生に対し、大林組など参加企業3社が各社の報告書や活動内容を説明し、その後、質疑応答が行われました。
大林組に対しては、当社および建設業界におけるコンプライアンスや環境への取り組みなどについて、学生の視点ならではの率直な質問や意見・提案が多数あり、持ち時間80分を超える活発な意見交換がなされました。今回いただいたさまざまな意見・提案と、後日各大学から提出される評価レポートを、今後のCSR活動や報告書作成に反映させてまいります。
大林組は、今後もステークホルダーの皆様とのコミュニケーションを重視し、グループ全体でCSR活動に取り組んでまいります。