(株)大林組(本社:東京都港区、社長:白石 達)は、12月7日付で温暖化対策に関する専門部署として「温暖化ソリューション部」を技術本部に新設しました。
地球温暖化は、自然生態系や生活環境の破壊等をもたらす深刻な環境問題であり、政府も2020年までに温室効果ガスを1990年比で25%削減することを表明するなど、今後、国内において大幅な省エネルギーとCO2削減対策が必要になると予想されます。
大林組では、社会的責任として地球温暖化対策に積極的に取り組んでいますが、その一方で(1)省エネ建築(新築、改修)の推進、(2)化石燃料から原子力・新エネルギーへの転換、(3)既存の社会インフラの維持補修、(4)施工段階でのCO2削減など、今まで培ってきた環境技術を最大限に活用し、社会や顧客のニーズに応えることが非常に重要なことであると考えます。
今回の組織改正は、地球温暖化対策に関する全社的な事業戦略の策定、効果的な技術開発および技術情報やノウハウの集約を目的としたものです。
「温暖化ソリューション部」を技術本部に新設することで、技術を核とした地球温暖化対策を一層推進し、社会や顧客のニーズに応えていきます。
【概要】
1 設 置 日 平成21年12月7日
2 担当業務 地球温暖化対策に関する事業化および技術の研究開発に関する次の事項
・施策の立案、推進およびその実施状況の監理
・情報の調査、収集、連絡および分析
・営業および施工の支援
以上