大林組は、企業の事業継続マネジメント(BCM:Business Continuity Management)を支援するためのツールとして、「BCM達成度診断システム」を開発しました。このシステムを活用して、企業の被災時における事業継続に向けた取組状況の達成度を短時間で簡易に評価することができます。 近年、大規模な地震や風水害などの災害が全国で多発していることから、災害発生時に事業を継続させるための計画であるBCP(Business Continuity Plan)や、事業を継続するための経営管理手法であるBCMに対する意識が高まっています。最近では、内閣府が「事業継続ガイドライン」を公表し、BCPの策定を推進していることなどから、生産施設を保有する製造業はもちろん、多くの企業が災害時の事業継続を重要視するようになりました。 しかしながら、具体的にどのように取り組めば良いか情報が不足していたり、自社のBCMが実効性のあるものかを客観的に判断するツールがなかったため、自社の事業継続に向けた取り組みがどの程度まで進んでいるかを把握することが困難な状況にありました。 大林組が開発した「BCM達成度診断システム」は、事業継続するうえで必要となる人員や体制、BCPの策定状況や実施・運用状況、教育や訓練の実施など約50項目のチェックリストを用いて診断することにより、BCMの達成度がレーダーチャートや棒グラフで分かりやすく出力されるシステムです。 「BCM達成度診断システム」の特長は次のとおりです。
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企業の事業継続マネジメント(BCM)の達成度を簡易に診断
事業継続に向けた取組状況を「BCM達成度診断システム」で評価します
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