大林組は、建設工事の発注が増加しているベトナムでの受注強化を図るため、同国ホーチミン市に全額出資の現地子会社を設立いたしました。同社は、日系ゼネコンとして同国では初めての100%出資の現地法人となります。 従来、同国における建築事業は、プロジェクト毎にライセンスを取得して大林組直轄で工事を行ってきました。ハノイやホーチミンで大規模な工場を施工するなど、数多くの工事を手がけています。 同国ではこれまで、外国企業による現地法人設立に制限がありましたが、法令等の整備により、100%外国資本による現地法人の設立が可能となり、さらに現地法人であればプロジェクト毎にライセンスを取得する必要もなくなりました。 当社の海外建築事業は、収益性を高めるためにローカル化を推進しており、各拠点の現地法人化を進めております。同国では、今後も日系企業を中心として安定的な建設需要が見込まれることから、このたび現地子会社を設立して積極的な事業展開を行うこととしたものです。 今後、新規に受注する建築工事については現地子会社で受注し、数年後を目処に年間70億円程度の受注及び売上を目指していきます。 なお、同社へは大林組の100%金融子会社である大林ファイナンス・インターナショナルB.V.が全額出資いたします。
1.会社名 :大林ベトナムコーポレーション 以上
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■この件に関するお問い合わせ先 大林組 東京本社 広報室 企画・報道・IRグループ 東京都港区港南2-15-2 品川インターシティB棟 TEL 03-5769-1014 |
ベトナムに現地子会社「大林ベトナム」を設立
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プレスリリース