大林組の文化事業を担当するTN(ティーエヌ)プローブ(※1)は、9月9日(金)に、世界で最も注目されている建築家レム・コールハース氏を招いて、講演会「AMOのアジア論」を開催します。 レム・コールハース氏は、建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞をはじめ数々の賞を受賞した経歴を持つ世界的な建築家です。最近では、イリノイ工科大学キャンパスセンター、在ベルリン・オランダ大使館、シアトル中央図書館といった大規模プロジェクトを完成させています。また、EU(欧州連合)の理念やビジョンなどを内外に広くアピールするためのアイデンティティ戦略を手掛けていることでも知られています。 同氏は、建築設計事務所の「OMA」とシンクタンクである「AMO」の代表として、建物のデザインだけでなくソフト面も考慮に入れ、世界でさまざまな活動を展開しています。一例を挙げると、世界的なブランドであるプラダのプロジェクトでは、OMAが店舗設計を行い、AMOがWEBデザインや広告を含むブランド戦略まで手掛けるなど、これまでにはない斬新な手法でプロジェクトを推進しています。 本講演会では、ソフト面から建築・街づくりに切り込むAMOの手法に注目します。はじめに、レム・コールハース氏と共にAMOの代表を務めるレニエ・デ・グラーフ氏が、AMOの現在の活動を紹介します。続いてレム・コールハース氏がアジアをテーマに講演を行います。AMO独自の手法で、建築を越えた幅広い領域からアジアの今を分析し、アジアが世界に対して果たし得る役割などその可能性をさぐります。 【開催概要】 TN プローブはこれまで、街づくり、建築デザイン、ランドスケープデザイン、土木デザインなど、建設にかかわる様々な分野を取り上げ、シンポジウムや展覧会などを一般の方々に向けて開催してきました。大林組は今後も、TN プローブの活動を通じて都市や建築に関する文化の発展に貢献していきます。 以上 |
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大林組の文化事業「TNプローブ」が建築界の巨匠、レム・コールハース氏を招いて講演会を開催
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プレスリリース