大林組の文化事業のひとつであるTN(ティーエヌ)プローブ(※1)が、10周年を迎えました。 大林組は、建設事業を通じて、ビルやインフラを構築しハード面で都市の発展に貢献していますが、私たちの生活環境の質を向上させるためには、どのような都市にすべきかといった思想的な発展も不可欠となります。そこで当社では、都市や建築のあり方を議論する場を提供し社会に貢献することを目的に、1995年1月、大林組の社内組織としてTN プローブを発足させました。 1995年から99年までは六本木、2001年から03年までは表参道の青山大林ビル(ハナエモリビル)で活動してきましたが、現在は品川の東京本社内に拠点を移し、3階講堂を利用して講演会やシンポジウムを開催しています。 TN プローブはこれまで、街づくり、建築デザイン、ランドスケープデザイン、土木デザインなど、建設にかかわる様々な分野を取り上げ、シンポジウムや展覧会などを一般の方々に向けて開催してきました。レム・コールハス、ヘルツォーク&ド・ムーロン、ドミニク・ペロー、foa、伊東豊雄など国内外の先駆的な考えを持つ建築家の展覧会や、都市のあり方について考えるシンポジウム・シリーズ「PROBE」などを開催。オープニングから現在までの間に、展覧会13回、講演会やシンポジウム27回などを企画、開催したほか、社外の団体が主催する催事への協力は40件以上に及びます。このほか、建築関係の書籍を14冊、ビデオを1種類発行し、WEBでの情報発信も行っています。 日本では、都市や建築をテーマとして開催される展覧会や講演会はあまり多くありません。TN プローブは、都市や建築のあり方について国内外の新しい考え方や情報を紹介し、高い評価を得ています。 大林組は今後も、TN プローブを通じて、都市や建築に関する文化の発展に貢献していきます。 以上
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■この件に関するお問い合わせ先 大林組 東京本社 広報室 企画・報道・IRグループ 東京都港区港南2-15-2 品川インターシティB棟 TEL 03-5769-1014 |
都市と建築のあり方を考える大林組の文化事業「TNプローブ」が10周年
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プレスリリース