大林組は、社内に散在する技術情報(知識、知恵、経験、考え方などの各種情報)を最大に活用して、新たな「知」を創出すること、そして、この活動を通して研究開発活動のスピードアップと活性化を図ることを目的とした技研ナレッジマネジメントシステムを導入し、知識、知恵、情報などを蓄積・共有する「技術相談フォーラム」と、それらを蓄積する関係履歴型「ナレッジデータベース(KM-DB)」の二つの核から構成される技研ナレッジポータル(TRI-KP)を本年4月1日から運用開始しました。 技術研究所では、昨今のIT技術の発展や組織の改編に伴い生じてきた、
こうした問題を解決するため、技術研究所では平成12年5月からナレッジマネジメントの導入について検討、準備を進めてまいり、この程その運用を開始しました。 技研ナレッジマネジメントシステムの最大の特徴は、これまでに類を見ない関係履歴型データベースの採用にあります。関係履歴型DBには、従来のデータベースのように情報に「利用した」という一方向性ではなく、情報同士の関係性も重要な情報となるため、情報同士に「利用する/利用された」という双方向性を持たせてあります。それによって、情報同士の関係性を活かして情報に付加価値を付けることができ、その付加情報を発信することで、利用者の便を図り、「良い・役に立つ情報」を提供することが可能になります。 関係履歴を情報相互に残すことによって次のような効果が期待できます。
大林組では、技研ナレッジマネジメントシステムの展開により、研究開発活動のスピード化、効率化を図るとともに、社内の技術情報を最大に活用し事業の効率化を図っていくこととしています。 以上
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■この件に関するお問い合わせ先 大林組 東京本社 広報室 企画・報道・IRグループ 東京都港区港南2-15-2 品川インターシティB棟 TEL 03-5769-1014 |
大林組技術研究所に技研ナレッジマネジメントシステムを導入
新しいデータベース概念である関係履歴型データベースを採用
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プレスリリース