大林組は、建築施工計画・施工技術担当者を主な対象に「平成15年度 建築生産技術発表会」を2月12日に東京本社にて、2月17日に大阪本店にて開催しました。 当発表会は、生産系常設部門や施工現場で開発、適用した最新の建築生産技術の事例を紹介することで、大林組の技術力と施工計画技術の向上を図ると共に、社内での開発技術の普及、展開を目的に、例年、東京本社と大阪本店の2ヶ所で開催しているものです。今回は東京と大阪でそれぞれ、技術開発者や工事現場に従事する技術者、常設部門において工事現場を支援する技術者など約300名が参加しました。 今回は、全国から38事例の報告がありました。その中から、発表会の前半では「工期短縮」・「コストダウン」・「他社との差別化技術」の3つをキーワードに事例紹介を行い、後半では「コンバージョン」・「屋上緑化」といった話題性のある事例や、当社でも前例の少ない特殊な技術を必要とする施工事例等、12事例についてのプレゼンテーションがおこなわれました。参加者からは、発表者に対し積極的な質問がぶつけられ、活発な意見交換がおこなわれました。 脇村典夫副社長(建築本部本部長)は東京本社での開会にあたり「コスト・工期を主眼とした各社し烈な提案競争の中、それを克服していくために更なる技術開発を推進し、強固な施工体制を整備していく必要がある。また私共一人一人が競争力優位に立つ技術力の向上に特段の努力をしなければならない」と述べ、「本日の技術発表会をその為の一助として、今後の業務に十分活用して欲しい」と挨拶しました。 以上 |
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「平成15年度 建築生産技術発表会」を開催
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