ネットワークシステムを活用して、学生の発想力を育む教育環境を実現します

大学教育支援システム「キャンパス パートナー:Campus Partner」を開発・販売

プレスリリース

大林組は、ネットワークを活用して、教員と学生間の密接なコミュニケーションを図ることで、学生の発想力が育まれる教育環境を実現する大学教育支援システム「キャンパス パートナー:Campus Partner」を開発し、販売を開始します。開発に当たっては、岐阜女子大学塩田公子教授(文学部文化情報メディア学科)の協力を得ました。

近年、少子化の進展にともない、各大学は情報化を含めた教育環境を整備し、他大学との差別化を目指しています。中でも、ネットワークシステムを活用した遠隔講義システムや教育支援システムなど、ITを活用した情報システムの構築に力を入れています。

今回、大林組が開発した教育支援システム「キャンパス パートナー:Campus Partner」は、教員と学生間に、コンピューターネットワークを活用したコミュニケーションの場を創出し、学生の発想力を豊かに育む講義スタイルを実現します。
同システムは、ネットワークサーバに接続すれば、いつでもどこでも講義に関する情報の配信・受信が行えます。利用者は、ユーザIDとパスワードを入力し、本人のプラットホームから様々な情報を送受信したり、講義サイトや交流サイトへアクセスすることができます。また、講義時間外でも質疑応答、レポートの出題・提出や学生同士のコミュニケーションにも活用できるので、より効率よく効果的な学習を進めることが可能となります。同システムは学科単位での利用に適していますが、一教員による講義や研究ゼミ単位での利用も可能です。

大林組は、利用者の要望を取り入れてバージョンアップを図り、システムの利便性の向上を図ります。また、個別のカスタマイズにも対応する体制も整えていきます。

今回、開発した大学教育支援システム「キャンパス パートナー:Campus Partner」の特長は次のとおりです。
  1. 時間と場所に制約されない教育環境を実現します
    ネットワークに接続されたパソコンが1台あれば、いつでもどこでもシステムを活用できるので、教員と学生との間に、密接なコミュニケーション環境を実現します。教員と学生は、講義に必要な教材の送受信、質疑応答およびレポートの出題・提出・返却などを、時間に制約されずに行えます。また、講義外では仲間同士のコミュニケーションにも利用できます。

  2. レポートの自動送信・自動通知機能によるスムーズな情報交換を実現します
    各講義サイトと学生のプラットホーム間において行われるレポートの出題、提出、返却に関しては、教員が講義サイト上にレポートを出題すると、学生のプラットホームに自動的に通知されます。その後は、学生と教員は提出・返却ボタンを押すだけでレポートの提出、返却が行えます。提出、返却についても、相手のプラットホームに自動通知される機能があるので、教員と学生間において、情報交換がスムーズに行えます。

  3. 学生の自主性を発揮できる講義システムで、自由な発想を育てます
    学生は、講義時間外でも質問や要望、アイデアをいつでも本システムを活用して提出できます。結果として、学生の自主的な情報発信が促され、勉強意欲が高まります。

  4. 質の高い情報を提供し、学生の講義に対する理解を深め、知識の幅を広げます
    教員は、学生からの質問や提案の中に優れた発想があれば、システム上で学生に公開できます。それらのデータは、蓄積しておくことで将来の学生にも提供できます。

  5. 他大学との差別化を図れ、学生募集に有効です
    大学は、情報化推進の面から教育環境を整備している点をアピールでき、他大学との差別化を図れます。

大林組は、今後、ネットワークシステムを活用して、学生の発想力を育む教育環境を実現する教育支援システム「キャンパス パートナー:Campus Partner」を、積極的に提案していきます。

以上

■この件に関するお問い合わせ先
大林組 東京本社 広報室企画課
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