生物脱臭装置「Vivi Clean」を開発・実用化

プレスリリース

生物脱臭装置「Vivi Clean」を開発・実用化

大林組と日立造船(株)(本社:大阪市此花区、社長:南維三)は、生物脱臭装置「Vivi Clean」を共同開発しました。茨城県岩間町内で実証実験を行い、良好な実験結果を得ました。  生物脱臭装置とは、微生物の動きによって悪臭ガスを分解・除去する装置です。 蛋白質が分解する時に発生する硫黄を含む化合物(硫化水素など)や、人間の家畜の屎尿から発生するアンモニアなどの窒素を含む化合物の脱臭に 特に大きな効果を発揮します。下水処理場や農業集落排水の脱臭などに採用されています。

生物脱臭装置は、微生物が本来行っている生存活動を高めて脱臭させるシステムのため、 燃焼や薬品処理等の物理・化学的な脱臭方法と比較してランニングコストが低く、 維持管理に殆ど手間のかからないメンテナンスフリーのシステムです。