この年
大型の台風や地震が多発し、自然の脅威が猛威を振るった1年であった。10月に発生した新潟県中越地震では、上越新幹線の魚沼トンネルが大きな被害を受け、大林組がその復旧工事を担当。年末の帰省期に間に合わせるため、"突貫の大林"の本領を発揮し66日間で難工事を完成させた。「建設を通じて社会に安全・安心を提供する」を掲げる大林組が、総力を挙げて成し遂げた工事だった。
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2004年の大林組
社会の出来事
- 2月
- みなとみらい線(横浜−元町・中華街)開業
- 4月
- 営団地下鉄が民営化、「東京メトロ」に
- 8月
- 裁判員制度法成立
- 8月
- 第28回五輪アテネ大会開催
- 10月
- 新潟県中越地震、10万人以上が避難生活
建設業界の動き
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- 建築業協会が新潟県中越地震に際し、技術者派遣支援を実施