水力発電安定した水の流れで電気をつくる

水力発電と聞くと、ダムや貯水池を利用した大規模な発電所のほか、河川、農業用水、上下水道、ビルや工場用水などの水路に水車（タービン）を設置し、水の流れのエネルギーを利用して、タービンを回す小水力発電まで規模がさまざまです。
大林組が再生可能エネルギー事業に取り組んでいる再生可能エネルギー先進国ニュージーランドにおいて、水力による発電量は全体の約60％を占めており、同国では今後も主要な発電方法です。

水力発電とは
大林組の水力発電

水力発電とは

水力発電と聞くと、ダムや貯水池を利用した大規模な発電所をイメージしますが、水力発電は、川だけでなく、農業用水、上下水道、ビルや工場用水などの水路に水車（タービン）を設置し、水の流れのエネルギーを利用して、タービンを回すことで発電します。

大水力、中水力に区分されるダムのような比較的大規模な水力発電では、貯水した水の落差を利用します。一方、水力発電では河川などからそのまま引き込んだ水流で発電するため、得られる電力は小さいものの、未利用エネルギーの有効活用、天候に左右されにくい安定性、地産地消向け電源としてのポテンシャルの高さなどの利点があり、新たな電力として期待を集めています。