海外グリーンエネルギー地球規模の取り組みとしてグリーンエネルギーをつくる
とどける
大林組の海外グリーンエネルギー事業
中期経営計画2022の基本戦略「持続的成長のための事業ポートフォリオの拡充」の実現に向け、政府戦略に沿った水素事業の推進、海外での再エネ事業展開を進めています 。
大林組はニュージーランドにおける水素の先行者として認知されていますが、近年では水素案件のみならず太陽光や風力を含む再エネ案件での引き合いも多くあります。
大林組の知見や技術を活かせる案件を厳選し、事業者としてのみならずEPCにも取り組み、アジア、オセアニア地域全体での再エネ事業の展開を推進していきます。
ニュージーランドでのグリーン水素製造事業
[Halcyon Power Limited]
2018年11月、ニュージーランドでの水素製造の開発と実行可能性、および国内および 輸出市場の開発を研究するため、大林組と地元信託組織Tuaropaki Trustが合弁会社Halcyon Power Limitedを設立。2021年よりタウポで水素製造プラントを開業し、地熱を利用しグリーン水素を製造しています。
ニュージーランドでの再生可能エネルギー発電事業
[Eastland Generation Limited]
2024年3月、大林組は、ニュージーランドにおいて再生可能エネルギー発電事業を行うEastland Generation Limitedの株式取得を目的に、現地法人Obayashi Clean Energy New Zealand Limitedを通じて株式50%を取得し、同社を関連会社化しました。
大林グループが日本国内及びニュージーランドで培ったノウハウやネットワークを同社と共有することで、同社が展開する地熱や水力など再生可能エネルギー発電事業の更なる成長につなげるため、同社と協働していきます。
ニュージーランドでの水素供給事業
[Halcyon Green Hydrogen Limited]
2023年ニュージーランドにおける水素製造・供給事業の拡大を目指し、大林組とTuaropaki Trustの共同出資により現地法人Halcyon Green Hydrogen Limitedを設立しました。
2024年4月より南オークランドのウィリにて水素の高速充填装置を設置し、グリーン水素供給事業を着手。カーシェアやFCバスへの供給を開始しています。
素の製造・輸送・利活用に関する実証事業
[Halcyon Power Ltd, Fiji Gas Pte]
2022年度環境省の受託事業として、大林組が代表事業者となり、ニュージーランドのタウポで製造したグリーン水素を、フィジーへ運び、水素混焼発電機の運転・維持管理を行う事業が採択されました。現在、共同事業者であるHalcyon Power Limited、Fiji Gas Pte Limitedと共に実証を行っています。