季刊大林No.21

「空港」

20世紀は航空機の世紀であったともいえる。1903年、米国でライト兄弟の飛行機が飛んで以来、最新鋭の超音速ジェット旅客機が出現し、人間は月にまで到達した。その中にあって、空港輸送の基盤となる空港もまためざましい発展を遂げた。離発着の場から文明と文明の出会いの場へ、さらにはあらゆる分野の国際交流の場へと。今号では、その空港にスポットをあて編集した。
OBAYASHI IDEAでは、建築家・菊竹清訓氏の監修のもとに、わが国の新しい空港像として、水深100mの洋上に、4,000m級滑走路を有する24時間稼働型の海上空港都市の建設に挑戦してみた。
(1985年発行)

OBAYASHI IDEA

海上空港都市『パシフィック エアポート 21』

構想:大林組プロジェクトチーム
監修:菊竹清訓(建築・都市設計家)

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空港と文明

加藤秀俊

黎明期の飛行場

陸運・海運・空運-時間と空間の世紀

角本良平

私の好きな民間機20機

佐貫亦男(日本大学理工学部研究所) 画:おおば比呂司(漫画家)

飛行場のフィルモグラフィ12+1

「空港」の文献35